
自分の力で手に入れた身体は、簡単には崩れない
最近は、パーソナルジムやフィットネスクラブでも、
「理想のボディラインへ」
「美しく引き締まった身体をつくる」
そんな言葉をよく目にします。
もちろん、それが悪いとは思いません。
実際にnovýにも、「痩せたい」「引き締めたい」「姿勢をきれいにしたい」という目的で来てくださる方はたくさんいます。
でも、私のスタジオで一番多いきっかけは少し違います。
「首が痛い。」
「肩こりがつらい。」
「腰痛を何とかしたい。」
「股関節に違和感がある。」
そんな身体の不調を抱えて来られる方が、とても多いのです。
そして、トレーニングを始めて最初に感じてもらえる変化は、見た目ではありません。
「身体が軽くなった。」
「朝起きるのが楽になった。」
「肩こりが気にならなくなった。」
「腰の不安が減った。」
そんな、毎日の生活が少し楽になる変化です。
身体が楽になると、不思議なことに次は自然と、
「お腹をもう少しすっきりさせたい。」
「カットソーが似合う上半身になりたい。」
「脚のラインをもっときれいにしたい。」
そんな前向きな目標が生まれてきます。
逆に、最初は見た目を変えたいと思って来られた方も、
「長時間立っていても疲れにくくなった。」
「重い荷物を持っても腰が痛くならなくなった。」
「転びそうになる場面が減った。」
そんな身体の変化に喜んでくださいます。
見た目と身体の機能は、決して別々ではありません。
動きやすい身体は、美しく見える。
そして、美しく動ける身体は、不調が起こりにくい。
私はそう考えています。
だから、見た目だけを追いかけるトレーニングはしません。
例えば、お尻だけを鍛えてヒップアップしたとしても、
腰を反ったまま立ち、
肩は巻いたまま、
呼吸は浅いまま。
それでは、本当に心地よい身体になったとは言えないと思うのです。
最近は薬で体重を落とす方法も注目されています。
医療として必要な場面もありますし、その選択を否定するつもりはありません。
でも私は、自分の身体を動かし、自分の力で積み重ねて手に入れた変化には、それ以上の価値があると思っています。
少しずつできることが増えていく。
痛みが減る。
姿勢が変わる。
身体が軽くなる。
その積み重ねが、「私はできる」という自信になり、自分自身を好きになるきっかけになります。
だからnovýは、見た目だけをつくる場所ではありません。
身体の中身を整え、その結果として見た目も変わる。
見た目が変わるだけではなく、毎日がもっと楽しく、もっと快適になる。
そんな身体づくりを、一人ひとりと一緒に積み重ねています。
美しさは、心地よく動ける身体の先についてくるもの。
私は、その順番をこれからも大切にしていきます