自己肯定感、低くたって大丈夫。〜現在地を知ることで手に入る「本物の自信」〜

世の中には「自己肯定感は高い方がいい」というメッセージが溢れていますよね。自分に自信が持てず、焦りを感じている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、私のスタジオにいらっしゃるお客様を見ていると、最速でご自身の望む結果を出し、確実に変わっていくのは、最初から自信満々の方よりも「自己肯定感が少し低い方」だったりします。

「今の自分を変えたい」と本気で願い、真摯にご自身の身体のウィークポイント(弱点)と向き合うことができる。これこそが、自己肯定感が少し低いからこそ持っている「最強の推進力」です。

■ 自己肯定感と「現在地」のズレ

実は、自己肯定感が高すぎたり、逆に極端に低すぎたりすると、「自己認識(現在地)」に大きなズレが生じやすくなります。

例えば、ここ小樽から東京に向かいたい時。もし自分の現在地を南の「沖縄」だと勘違いしていたらどうなるでしょう?一生懸命に北へ向かって進んでも、たどり着くのは稚内やサハリンになってしまいますよね。

これは、心と身体の感覚でも全く同じことが起きています。

現在地がズレていると、ご自身の身体の感覚が薄くて痛みに気づけなかったり、逆に不安が強すぎて、痛くないはずのところまで極端に過敏に感じてしまったりするのです。

■ 身体の「安心スイッチ」と「バランスセンサー」

現在地を見失って不安が強くなると、私たちの身体は防衛モードに入ります。

すると、心と身体をリラックスさせる「安心のスイッチ」がオフになり、呼吸は浅く、身体は常に緊張した状態になってしまいます。

さらに、頭や首の位置を無意識に安定させている「バランスのセンサー」の働きも鈍くなってしまいます。

すると身体は、「今は安全ではないから、なんとかして倒れないように安定させなきゃ!」と必死にバランスを保とうとします。

自信がない時や不安な時に、自然と視線が下がり、背中が丸まってしまうのはこのためです。

これは、無意識のうちに自分の「重心を低く」して、足元など地面につく面積を広げることで、物理的にどっしりと踏ん張って身を守ろうとしている状態なんですよ。地震や強い風の時に、とっさに身をかがめて足を踏ん張るのと同じですね。

■ 身体の感覚がクリアになると起こる変化

だからこそ、「今の自分には足りないところがある」と現在地を素直に受け入れられる「少し低めの自己肯定感」は、正しい方向へ適正な努力をするための、素晴らしいスタート地点なのです。

ご自身の身体の現在地を正しく把握し、「ここをこう動かせばいいんだ」という身体の感覚をクリアに捕まえられるようになると、嬉しい変化がたくさん起こります。

脳が「ここは安全だ」と認識し、オフになっていた「安心のスイッチ」が入り、バランスのセンサーが正常に働き始めるのです。

すると、スッと頭の位置が高くなって姿勢が良くなり、見た目が美しくなるのはもちろんのこと。身体への余計な負担が減るため怪我もしにくくなり、日常の動作でもスポーツでも、ご自身の思い通りのパフォーマンスを発揮できるようになります。

■ 「自分でコントロールできる」が本物の自信に

ご自身の身体との向き合い方が分かってきたお客様は、「私にもできそう!」と前向きな「言葉」が増えていきます。

「自分で自分の身体をコントロールできた」という確かな感覚と、地道な成功体験の積み重ね。それこそが、揺るがない『本当の意味での自己肯定感』へと育っていくのです。

今の自分に自信がなくても大丈夫。

まずはご自身の身体の「現在地」を正しく知ることから、一緒に始めてみませんか?

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