運動しているのに、なぜかバランスが悪くなった?

運動を続けていて、筋力も落ちていないはずなのに、片脚で立つとふらつく。足元が不安定に感じる。脚の形が崩れてきた気がする。

そんなとき、「もっと運動しなければ」と考えがちです。しかし、バランスの悪さは、筋力不足だけが原因とは限りません。

まず知っておきたいこと:原因は一つとは限らない

身体のバランスには、筋力だけでなく、関節の動かしやすさ、痛み、姿勢、動き方のくせ、過去のけが、動く速さや負担など、さまざまなことが関係します。

脚の形の変化や、膝が内側に入りやすいこと、膝の痛みも同じです。股関節やお腹まわりの筋肉の働き、足の状態、関節の動かしやすさ、痛みに対する反応などが関係するため、足裏の使い方だけで説明することはできません。

足のアーチにも、生まれつきの形、筋肉や腱の状態、体重のかかり方、立ち方や歩き方、年齢、痛みなど、いくつものことが影響します。足裏を強く押しつけることが、必ずしも土踏まずが低くなる原因になるわけではありません。

ただし、足裏に力を入れすぎたり、足指を握り込んだりするくせがあると、足の動きや体重のかかり方に影響し、立ち方や動き方に偏りが出ることがあります。

運動量を増やす前に、足裏から伝わる感覚をどのように受け取っているか、見直してみましょう。

足裏は、バランスを取るための情報源

身体は、筋力だけで姿勢を保っているわけではありません。

足裏や皮膚、関節などから伝わる感覚をもとに、身体の位置や重心を感じ取り、姿勢や動きを細かく調整しています。

足裏は床に触れながら、体重がどこにかかっているか、身体がどちらに傾いているかを感じ取っています。

しかし、足元が不安定に感じると、「もっと床を感じなければ」と無意識に足裏を強く押しつけることがあります。土踏まずを潰すように立つと、足裏全体で床を捉えているような安心感は得られるかもしれません。

一方で、足裏に力を入れて押しつけ続けると、足の動きが小さくなり、体重の移動や床から伝わる変化を感じ取りにくくなる場合があります。安定させようとした力が、バランスを取るための細かな動きを邪魔することもあるのです。

土踏まずが低くなっている場合、足が内側へ傾きやすくなることがあります。その動きが、すねや膝、股関節の動きと関係することもあります。ただし、膝が内側に入ったり、膝が痛くなったりするとは限りません。

足裏を固めるのではなく、どこに体重がかかり、重心がどのように移動しているのかを感じること。それが、バランスや脚の使い方を見直す第一歩になるかもしれません。

自宅でできる足裏の感覚チェック

ここからは、自宅でできる簡単なチェックを紹介します。

痛みがなく、安全に立てる場所で行いましょう。壁や椅子の近くで、ふらついたらすぐに支えられるようにしてください。

1.足裏の3点を感じる

裸足で、足を腰幅程度に開いて立ちます。

足裏の「かかと」「親指のつけ根」「小指のつけ根」の3点が、床に触れているかを感じてみましょう。

3点で床を強く押す必要はありません。土踏まずを潰したり、足指を握り込んだりせず、できるだけ力を抜きます。

そのまま、体重を前後左右にほんの少し移動させてください。

どの方向で足裏の感覚が分かりにくくなるのか、左右で違いがあるのかを観察します。

2.支えを使って片脚で立つ

壁や椅子に指先を添え、片脚を床から少し浮かせます。

数秒間、足裏や足首がどのように反応するかを感じてみましょう。

足指を強く握る、膝が内側に入る、身体を大きく傾けるといった変化がないか確認します。

左右の違いを見ることはできますが、回数や秒数を競う必要はありません。ふらつきが強い場合は、両足で立ったまま、重心を小さく移動させるだけにしてください。

チェック後に意識したいこと

「運動しているのに、最近なんだか身体をうまく使えない」と感じたら、すぐに運動量を増やすのではなく、こう問いかけてみてください。

今、自分の身体をちゃんと感じられているかな?

バランスは、筋力だけで取るものではありません。

見る。感じる。動かす。

身体から伝わる情報を受け取りながら、必要な動きを選び、少しずつ調整していくものです。

足裏を固めて床に押しつけるのではなく、足裏から伝わる感覚を感じながら動く。それが、身体の使い方や動き方のくせを見直すきっかけになります。

受診を検討したいケース

次のような場合は、無理に運動やセルフチェックを続けないでください。

  • 足や膝の痛みが続いている
  • 急にバランスが悪くなった
  • 何度も転びそうになるほど強くふらつく
  • ふらつきによって日常生活に支障がある
  • 自分でできるケアを続けても症状がよくならない

しびれ、力の入りにくさ、めまい、ろれつの回りにくさ、片側だけの力が入りにくい感じなどを伴う場合は、早めの受診が必要です。

症状に応じて、整形外科やかかりつけ医などに相談しましょう。

運動しているのにバランスが悪い。

そんなときに見直したいのは、運動量だけではなく、身体とのつながり方や動き方のくせかもしれません。

足裏を押しつけて固めるのではなく、足裏から伝わる感覚を感じながら動く。そこから始まる身体づくりもあります。

#身体の使い方

#姿勢改善

#大人の身体づくり

#コンディショニング

#機能解剖

#動きのくせ

#軸を整える

#体幹

#関節の動き

#セルフチェック

#運動の基礎

#小樽

#小樽市

#小樽パーソナル

#小樽パーソナルトレーニング

#小樽プライベートレッスン

#小樽フィットネス

#PersonalStudionový

#スタジオノヴィ

#ジム

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次