「骨格ストレートだから、筋トレをすると太く見える」⁉️
SNSやインターネットで、こんな情報を目にすることがあります。
「骨格ウェーブだから、下半身が痩せにくい」
「骨格ナチュラルだから、肩や関節が目立つのは仕方がない」
自分の骨格タイプを知ることは、服の選び方を考えるうえで役立つことがあります。
骨格タイプだけで、あなたの身体を決めつけないで
骨格タイプがわかったからといって、筋肉のつき方や脂肪のつき方、身体の動かし方まで決まるわけではありません。
ここを混同してしまうと、「私はこのタイプだから、こうなるしかない」と、身体の可能性まで狭めてしまいます。
骨格タイプと、身体の動きは別のもの
骨格タイプは、主に身体の見た目の特徴をいくつかの傾向に分けたものです。
服を選ぶときには、肩の見え方や身体の厚み、全体のバランスを考える参考になります。
一方で、実際の身体の動きには、筋肉の量や使い方、普段の姿勢、過去のけがや生活習慣など、さまざまな要素が関係しています。
骨格タイプだけで、身体の動きや不調の原因までわかるわけではありません。
例えば、肩が上がりにくい方がいたとします。
肩そのものが動きにくいのか、背中や胸まわりの動きが関係しているのか。腕を上げるときに、身体のどこかに力が入りすぎているのか。
見た目には同じ悩みでも、その背景は一人ひとり違います。
スクワットも同じです。
膝に負担がかかりやすい人、お尻や太ももをうまく使えていない人、身体が左右に傾きやすい人など、動き方にはそれぞれ特徴があります。
どこに負担がかかっているのか。どこが動きにくいのか。どんな動き方をすると、より動きやすくなるのか。
こうしたことは、骨格タイプの名前だけではわかりません。
だから私は、決まったタイプに合わせて運動を選ぶのではなく、実際に身体を動かしていただき、その方の動き方を確認することを大切にしています。
骨格タイプで、運動の結果まで決まるわけではない
「骨格ストレートは筋トレをすると太く見える」と言われることがあります。
しかし、筋トレをしたときの身体の変化は、骨格タイプだけで決まるものではありません。
どのような運動を、どのくらいの負荷で行うのか。どんな身体の使い方をしているのか。何を目標にしているのか。
そうしたことによっても、トレーニングの内容や目指す変化は変わります。
「骨格ウェーブだから下半身は痩せにくい」「骨格ナチュラルだから肩が目立つ」と、最初から決めつける必要はありません。
骨格タイプは、身体の一部の特徴を知るための目安です。あなたの身体のすべてや、これからの変化まで決めるものではありません。
特別なマシンがなくても、工夫次第で同じような効果は出せる
Personal Studio novyでは、重いウエイトを使ったトレーニングだけでなく、自分の体重を使った運動や呼吸、簡単な道具を使ったエクササイズなども取り入れています。
一見すると、特別なことをしているようには見えないかもしれません。
けれど、同じ運動でも、何を目的に行うのか、どこに注目するのか、どんな動きを引き出したいのかによって、指導の内容は変わります。
例えば、ただ腕を上げるのではなく、腕を上げる前から身体がどのように動いているのかを確認する。
ただスクワットを繰り返すのではなく、立つ、しゃがむという動きの中で、身体がどのようにバランスを取っているのかを見る。
そして、必要に応じて運動の方法や難易度を変え、もう一度動いていただく。
そうした確認を重ねながら、その方に合った運動を考えていきます。
大切なのは、特別な道具や決まった手法に頼ることではありません。
目の前の身体がどのように動いているのかを見て、その人に必要なことを考え、実際の指導に反映することです。
身体は、その人が過ごしてきた時間ともつながっている
身体の状態を考えるとき、私が大切にしているのは、目の前の姿勢や動きだけではありません。
その方が、どんな生活を送ってきたのか。
デスクワークで長時間同じ姿勢を続けているのか。仕事や家庭で気を張ることが多いのか。忙しさの中で、自分の身体のことを後回しにしてきたのか。
日々の生活習慣やストレス、これまでの運動経験など、身体を考えるうえで手がかりになることはさまざまです。
また、同じような状況にあっても、その受け止め方や行動の傾向は一人ひとり違います。
運動に苦手意識がある方もいれば、頑張りすぎてしまう方もいます。身体に不調があっても、周囲を優先して我慢を重ねてきた方もいます。
そうした背景を知ることも、その方に合った指導を考えるうえで大切な手がかりになります。
もちろん、生活背景や性格だけで身体の状態を説明できるわけではありません。
お話を伺うことと、実際の動きを確認すること。その両方を通して、その方の身体に何が起きているのか、何が必要なのかを考えていきます。
同じ肩こりでも、同じ腰の不調でも、同じ運動をすれば解決するとは限りません。
身体だけを見るのでも、話を聞くだけでもなく、その人自身を理解しようとすること。
私は、そこからパーソナルトレーニングが始まると考えています。
一人ひとりに向き合うために、学び続ける
身体に関する知識も、運動の方法も、日々新しい情報が生まれています。
流行のメソッドにも、それぞれの目的や役割があります。
ただ、ある人に合った方法が、別の人にも合うとは限りません。知識や手法を知っていることと、目の前のお客様に必要な方法を選べることは、同じではないのです。
身体の動きを見ること。なぜその動きが起きているのかを考えること。生活背景や本人の思いにも目を向けること。そして、実際に運動を行ったときの変化を確かめること。
そのためには、学び続ける必要があります。
私が学び続けているのは、知識を増やすこと自体が目的なのではありません。
目の前のお客様を、決まった型や流行のメソッドに当てはめるのではなく、その方に合った方法を考えられるようになりたいからです。
骨格タイプも、特定のトレーニング方法も、身体を理解するためのすべてではありません。
一人ひとり違う身体と、その人が歩んできた背景に向き合い、今の状態や目標に合った方法を考える。
それが、私の考えるパーソナルトレーニングです。
見た目を変えたい方も、肩こりや腰の不調に悩んでいる方も、運動が苦手な方も。
まずは、タイプ名や流行の情報だけで自分の身体を決めつけず、今の身体がどのように動いているのかを知ることから始めてみませんか。
Personal Studio novyでは、一人ひとりの身体の状態と目標に合わせて、無理なく、着実に身体の使い方を学べるトレーニングをご提案しています。