私が目指しているのは、年齢を重ねても、自分の足で立ち、歩き、好きなことを楽しめる身体です。
そのためには、今ある不調を一時的に楽にするだけでなく、呼吸や姿勢、歩き方、身体の使い方を見直し、全身が自然につながって動ける身体をつくっていくことが大切だと考えています。
その思いを改めて感じたのが、先日開催した小樽まちゼミ「呼吸とハーブティーで自律神経を整える」でした。
30代から70代まで幅広い年代の方にご参加いただき、特に50〜60代の方が多く、疲れやすさや首・肩のこり、身体のあちこちの痛みなど、日々の不調についてのお話も伺いました。
アンケートでは、
「呼吸の大事さを改めて感じました。自分の身体に触れてここにあると体感でき、ホッとした感じがしました」
「首コリ肩こりは足の裏から始まっていること」
「身体を動かして呼吸がこういうふうに楽になるというのが驚いています」
といった感想をいただきました。
呼吸を深めることは、毎日を心地よく過ごすための大切な土台です。
けれど、呼吸を整えることはゴールではありません。呼吸を土台に、立つ、歩く、動くといった日常の動作を、より自然に行える身体へつなげていくことが大切です。
身体は、全身でつながっている
首や肩がこると、肩を揉んだり、肩甲骨を動かしたりすることを考えがちです。
もちろん、それも必要な場合があります。
でも、足の裏の感覚や立ち方が変わることで、姿勢や身体の動かし方が変わり、首や肩にかかる負担が変化することもあります。
足元から頭のてっぺんまで、身体は全身でつながっています。
だからこそ、気になる部分だけを見るのではなく、立ち方や歩き方、呼吸、関節の動きなど、身体全体を見ながら、その方に必要なアプローチを考えることが大切です。
まちゼミでも、むくみの改善や全身の引き締め、股関節の正しい動かし方、肩甲骨まわりの筋トレなど、さまざまなご希望をいただきました。
一人ひとりの身体やお悩みに合わせて必要な運動を選び、少しずつ積み重ねていく。その積み重ねが、今の不調を楽にするだけでなく、これから先も自分の足で歩き続けるための身体につながっていきます。
特別なマシンがなくても、身体は変えられる
私のスタジオには、パワーラックやラットプルダウンなどのトレーニング設備もあります。一方で、シニア世代の方には自重を使った運動や、1kgほどの軽いダンベル、小さなボールなどを使うこともあります。
身体を変えるために、必ずしも大掛かりな設備が必要なわけではありません。
大切なのは、何を使うかではなく、何のためにその運動を行うのか。
今大ブームになっているマシンピラティスも同じです。マシンを使うこと自体が目的ではなく、そのエクササイズで何を目指し、身体のどこがどのように働く必要があるのかを理解することが大切です。
必要な筋力を高めるためには負荷をかけることもありますし、身体の動きや感覚を学ぶためには、自重や小さな道具が適していることもあります。
身体の仕組みと運動の目的を理解していれば、特定のマシンに頼らずとも、その方に合った運動を組み立てることができます。
私自身も、学び続ける
こうした指導を実践するためには、私自身がもっと身体を見られるようにならなければいけません。
立ち方や歩き方、呼吸の様子、関節の動き。身体のどこに力が入り、どこがうまく使えていないのか。
目の前のお客様の姿勢や動作を観察し、その特徴や課題を捉え、必要なアプローチをその場で判断する。
私は、こうした姿勢分析や動作分析を、AIに頼らずとも自分自身で瞬時に行うのが当然と考えています。
そのために、解剖学や身体の仕組みを学び、知識を増やすだけでなく、実際の身体を通して理解を深めていく。
自分自身の知識と観察力を磨き、その方に必要な運動を自分の判断で組み立てられるようになること。それが、私の目指す指導者の姿です。
呼吸の、その先へ
まちゼミでは「呼吸」をテーマにお伝えしましたが、Personal Studio novyで普段行っているトレーニングは、その先につながるものです。
一人ひとりの身体や目標に合わせて、必要なことを一歩ずつ積み重ねていく。
今、スタジオに通ってくださっている皆さんも、それぞれのペースでご自身の身体と向き合い、取り組んでくださっています。
私は、見た目の美しさだけを追い求めるのではなく、年齢を重ねても自分の足で歩き、行きたい場所へ行き、好きなことを楽しめる身体をつくりたいと思っています。
そのために必要な身体づくりを続けた結果として、姿勢が変わり、身体のラインも美しくなっていく。そんな身体づくりを大切にしています。
まちゼミは終了しましたが、体験セッションは引き続き受け付けています。
「自分の身体をもっと知りたい」
「これから先も元気に歩き続けたい」
そんな方は、ぜひ一度、体験にいらしてください。
お申し込み・お問い合わせは、公式LINEまたはInstagramのDMからお気軽にどうぞ。
一生、自分の足で歩ける身体へ。
皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。
Personal Studio novy