
■ なぜ同じトレーニングでも結果が違うのか
「ちゃんと同じようにやっているはずなのに、なぜ自分だけうまくいかないんだろう」
「動画を見て真似しているのに、なぜかしっくりこない」
そんなふうに感じたことはありませんか。
実はそれは、あなたの努力が足りないからではありません。
そもそも“同じようにやる”こと自体が、すでに難しいことなんです。
人の身体も、伝わる言葉の受け取り方も、一人ひとりまったく違います。
だから私は、グループではなくマンツーマンにこだわっています。
“同じことを教える”のではなく、“その人にちゃんと届く形に変えていく”ことができるからです。
novýではマンツーマンのパーソナルトレーニングを中心にしています。
グループレッスンにも、みんなで楽しく運動できる良さはありますが、それでもマンツーマンにこだわる理由があります。
■ 身体は一人ひとりまったく違う
同じ動きをしていても、身体の使い方、呼吸の仕方、力の入れ方、力を入れるタイミングには、それぞれ違った癖があります。
「この動きをしてください」と同じように伝えても、10人いれば10通りの動きになる。
だから私は、ただ同じ運動を一緒に行うのではなく、その人がどう動いているのかを見ながら、必要に応じて動き方や負荷、タイミングを変えています。
■ 言葉の伝わり方も人によって違う
実は「どう伝えるか」も一人ひとり違います。
例えば「赤」という色を思い浮かべてください。
深いローズ系の赤を思い浮かべる人もいれば、オレンジがかった明るい赤を思い浮かべる人もいます。
ピンクに近い赤を思い浮かべる人もいるかもしれません。
言葉もそれと同じです。
「仰向けになってください」が一番伝わる人もいれば、
「お顔を天井に向けて寝てください」のほうが動きやすい人もいる。
反対に「仰臥位」という専門用語のほうがイメージしやすい人もいます。
同じことを伝えていても、その人にとって一番わかりやすい言葉は違うのです。
だからセッションでは、身体だけでなく「どう伝えればその人が動けるか」も常に見ています。
■ マンツーマンだからこそできる調整
こうした調整は、人数が増えるほど難しくなります。
一人の動きを見ている間に、別の人の呼吸や力の入り方が変わっているかもしれない。
同じ言葉でも、人によってまったく違うイメージで受け取られているかもしれない。
マンツーマンなら、その瞬間に気づいて、言葉を変えたり、動きを変えたり、もう一度やり直したりすることができます。
この「その場で調整できること」が、変化の質を大きく左右します。
■ 身体だけでなく「気持ち」にも寄り添える
これは身体の変化だけの話ではありません。
運動が苦手だったり、身体を動かすことに怖さがあったりすると、新しい動きに挑戦すること自体が大きなハードルになります。
「またできなかったらどうしよう」
「この動きは怖い」
「ここを痛めそうでかばってしまう」
こうした気持ちや身体の反応があるとき、いきなり頑張らせるのではなく、まず安心して動けるところから始めることが大切です。
できることから少しずつ難易度を上げることもできるし、同じ目的でも別のやり方を一緒に探すこともできます。
マンツーマンだからこそ、その人の「苦手」や「怖さ」を置き去りにせず、一緒に方法を見つけていける。
そして「できなかったこと」が「これならできるかも」に変わったとき、次の一歩に自然とつながっていきます。
■ マンツーマンでしか生まれない深さ
私自身、これまでの指導の中で、グループとマンツーマンでは身体の変化を引き出せる深さが大きく違うと感じています。
あくまで私の肌感ですが、マンツーマンのほうが5倍、10倍ほど濃い時間になることもあります。
だからnovýでは、グループレッスンを極端にお得な価格にはしていません。
できるだけマンツーマンのパーソナルを受けてほしいからです。
もちろんグループレッスンを否定しているわけではありません。
みんなで身体を動かす楽しさもありますし、運動を始めるきっかけとして向いている方もいます。
ただ、私が一番届けたいのは、マンツーマンだからこそできる指導です。
■ 結論:一人ひとりに最適な方法を届けたい
その人の身体を見て、その人の言葉を聞いて、その人に一番伝わる方法を探す。
そして、その人が安心して「やってみよう」と思えるところまで、一緒に整えていく。
同じ種目をこなすことよりも、その人の身体にきちんと届くことを大切にしたい。
だから私は、マンツーマンにこだわっています。
一人ひとり違う身体だからこそ、
一人ひとり違う方法で。
それが、私がnovýで大切にしているトレーニングです。